仙台市議会 1996-09-10 平成8年第3回定例会(第2日目) 本文 1996-09-10
八月の日銀短観では、主要製造業業況判断指数はさらにマイナスを記録したと発表されました。このことは、景気の足踏み状態を明らかに示しており、商都とも言われる本市を支える多くの中小零細企業の、何とかこの大不況を乗り越えたいとの必死の思いもいまだ実ってはおらず、七年度に八十四億八千万円余の振興策をとられた市長の認識について述べていただくとともに、これに関連して、法人市民税について伺いたいと思います。
八月の日銀短観では、主要製造業業況判断指数はさらにマイナスを記録したと発表されました。このことは、景気の足踏み状態を明らかに示しており、商都とも言われる本市を支える多くの中小零細企業の、何とかこの大不況を乗り越えたいとの必死の思いもいまだ実ってはおらず、七年度に八十四億八千万円余の振興策をとられた市長の認識について述べていただくとともに、これに関連して、法人市民税について伺いたいと思います。
代表的指標である主要製造業の業況判断指数DIは、公共投資などに支えられ、前回の二月調査に比べ九ポイント上昇のマイナス三と、データとしては三期連続で上昇改善されたとありますが、日銀調査統計局では、穏やかな景気回復を裏づけたが、自律的な回復につながると言い切るのはまだ時期尚早だとしております。